9歳の誕生日(ステーションパーク)

9歳の誕生日(ステーションパーク)
2013年5月25日

 来週ぐらいから梅雨になりそうなので、午後2時にギターとトランペットを持って出かけました。
チューニングを済ませてさあ始めるかと思ったところにぞろぞろと団体が歩いてきました。そして、ベンチの周りに集まり休憩でしょうか。
皆さん、私に興味しんしんで歌が好きだというおじさんが声をかけてきて港のKocoroで竹内音楽教室でバンドをバックに歌うのが楽しみにしているそうです。
どんな曲を歌うのか聞くとスマホを出してきて演歌の曲を再生してくれました。

 

長い間歌っていない時は歌いやすい吉田拓郎の曲から始めます「どうしてこんなに悲しいんだろう」を歌い終わると拍手をしてくれました。演歌の好きなおじさんがスマホを出して今度は拓郎の「どうしてこんなに悲しいんだろう」を再生してくれました。
何でこんな曲までスマホに入っているのか、フォークも好きなんだ。それじゃアリスもやりますか、と「冬の稲妻」を歌いだしたところ、ぞろぞろとどこかえ行ってしまいました。

 

少し前から小さな女の子も興味しんしんで見ていたのですが、いっしょに来ていたおじいちゃんが「冬の稲妻」を歌い終わると拍手してくれました。
子供の好きな曲を歌ってあげようと思ったのですが、カバンを変えたので子供用の楽譜を家に置いてきました。
仕方ないので、その後も、「唇をかみしめて」、「外は白い雪の夜」、などを歌っていました。

今度は、男の子が興味しんしんで「自分で作った曲?」と近くに寄ってきました。ベンチの横に座り聞いてくれるのですが、知っているような曲が無いんですね。
譜面をめくりながら知っているような曲が無いか探して、「上を向いて歩こう」、「翼を下さい」、「さんぽ」などを歌いました。以前に練習していたファンモンの「ちっぽけな勇気」の譜面が出てきた時、男の子がファンモンのライブに家族で見に行ったことがあると言ったので、ちょっとやってみるかとはじめましたがラップのところがリズムに乗り切れません。ごめんね練習しとくは。

 

ギターにも興味があるようなのでギターを弾かせてあげました。思ったより軽いねと言いながら抱えるとギターがちょっと大きいかな。色々な音を出したりして遊んであげました。

誕生日のプレゼントにギターを買ってもらおうかなと言っていました。ハードオフにいくと安いの沢山あるよと教えてあげました。

今度はトランペットを見せて吹かせてあげました。もちろん最初はスースーと音は出ませんが、マウスピースだけで音の出し方を教えてあげたら音が出るようになり、高い音も出ていました。

色々と自分のことを話してくれて、今日は9歳の誕生日だそうです。南小松島小学校3年生で4年生になったらブラスバンドに入れるのでトランペットをしようかと言っていました。

 

指にちょうど合うお気に入りのピックがあったので誕生日のプレゼントにあげました(ギターのほうがよかったかな)。以前にも私を公園で見かけたことがあると言って、来週の土曜日も遊びに来てみると言っていました。

午後4時ごろに引き上げたのですが男の子は残念そうで帰りに大きなギターケースとトランペットのケースを両手に抱えてフラフラしながら車まで運んでくれました。
もうちょっと遊んであげても良かったのですが、これからトランペットの練習をしないといけないので早めに引き上げてきました。
トランペットの練習場所は火葬場の横の堤防でしています。ここだと気兼ねなく音が出せ、家から車で3分ぐらいで絶好の練習場所です。

ただ毎日練習するのが難しくていい感じで音が出るようになったと思っても、しばらく練習できないと元に戻ってしまいます。