音楽の力(ステーションパーク)

2014年1月18日

 先週の11日は小松島港のウッドデッキで歌い始めをしました。ここはギターの練習の後、トランペットも続けて練習できるので時々来るのですが、海風が強いので寒い、それで今日はステーションパークにしました。

歌い始めてしばらくするとニコニコしながら自転車で顔なじみの子が来ました。小学生の頃からこの公園で兄弟3人と顔なじみです。名前は知りませんが、お兄ちゃんはもう社会人です。
先週の小松島港のウッドデッキで練習した時は、釣りに来ていてトランペットの練習をしていたら驚いていました。釣れないので今日はゲームセンターに行っていたようです。

 気の向くままに歌っていると、目の前で二人のご夫人が聞いてくれています。リクエストを聞くと井上陽水や松山千春をリクエストされたので、陽水の「夢の中へ」を歌おうとしたのですが譜面がなかなか出てこない。

それで、千春の「大空と大地の中で」を歌いました。気に入ってくれたようで続けてアリスの「チャンピオン」を歌いましたが、二人とも力が入った手拍子をしてくれて広い公園の中でここだけみょうに盛り上がりました。

おばあちゃんと娘さんか、お嫁さんのようで、おばあちゃんが目が不自由で日赤病院に診察に来ているようですが、待ち時間が長いので散歩がてら公園に来たようです。

リクエスト曲からも、おばあちゃんと言っても私と年代は変わらないかな、杖は持っているのですが目が不自由には見えません。月に一回ぐらい南矢三町の県立障害者交流センターで音楽の演奏があり楽しみにしているようです。

それで、2月2日の小松島ミュージックパークのチラシを渡したら、交流センターでもライブをしてもらいたいと、私の携帯番号を登録していました。

 目が不自由な方にとって音楽を楽しむことは、私たちが感じる音楽より深いものがあるんじゃないかな。演奏する方は何も考えてないけれど受け取る人によって違うんだな。

私はプロのミュージシャンじゃないけれど、私の音楽で人を喜ばせることが出来る。私がすごいんじゃなくて音楽の持っている力がすごいですね。

さて、交流センターでの演奏の依頼はあるんでしょうか。