美波メロディ・ライブVol.20(道の駅日和佐)

美波メロディ・ライブVol.20(道の駅日和佐)

2018/05/26(土)

今月は日曜日が仕事のため土曜日の開催になりました。参加者もいないだろうと思いコンパクトPAで準備をしていました。

カラオケアンプがなんか心配で別にアンプとスピーカーを用意しようか悩んだのですが、多分一人なので最悪PAなしでもいいかとカラオケアンプだけで出発。

11時前について準備をしていると心配していたカラオケアンプが歪んで故障した様子。第六感て結構当たるもんですね、結局PAなしで開催しました。

昼食を済まして、ギターのチューニングをしていると外人さんがよってきたので、12時15分ぐらいでしたがぼちぼち始めることにしました。

最近練習しているさだまさしの「雨宿り」を演奏したのですが外人さんにはどうだったでしょうか。

一度離れて又外人さんがやってきて、「アイ」、「アイ」と言って私にもやらせてほしいと言っているようなので「プリーズ」とステージに迎えました。

スパニッシュと言ってスペインのフラメンコをギター無しでアカペラでやるらしい。

手を軽く叩いて本物のフラメンコだ、意味はわからないけど日和佐の街にスペインの風が吹いた。

スペインから来ているとのことでした。「フェバリット ソング」を歌ってくれというので何がいいかなと考えてアリスの「チャンピオン」を歌いました。

喜んでくれて握手を求められ汽車の時間があるので駅の方に奥さんと去って行きました、思わぬ飛入りでした。

音楽に国境はないですね。

新しいステージは、屋根がないので前半は曇っていて快適だったのですが、後半晴れてきて日差しがきつく暑くて暑くてたまりません。

そんな時、冷たいペットボトルの水を差し入れてくれた子連れのお母さんありがとうございます、生き返りました。

いろんな曲を歌っていると「この曲好きなんですよ」と言って声をかけてくれる方もいて、喜んでくれているようです。

お掃除のおばちゃんが「最近の曲はわからない」というので古い歌謡曲も演奏しました。

町内放送でチャイムの音が、時間を見ると5時でした。

最近声を出して練習していないのでノドが持つか心配でしたがノドは絶好調でしたが、指が持ちません。

久しぶりに5時間歌ったのでいい練習になりました。

 

今日のお供は、コレクションの中でも古い69年製のMartinのD12-20と66年か67年製のヤマハのダイナミックギターのS-70です。

マーチンの12弦は長いこと弾いてなかったので久しぶりに日に当てて虫干しです。

ヤマハのS-70は一見クラッシックギターですが鉄弦が張れるようにブレーシングがダイナミックブレーシングというヤマハの特許技術です。

クラッシックギターのようなファンブレーシングでもなく、フォークギターのようなXブレーシングでもありません。

真ん中に縦に1本、サウンドホール下に横に一本、あと猫のヒゲのようにハの字に短いのが4本あるだけです。

鉄弦に負けないように頑丈にしないといけないのにブレーシングが少ないのです。

前期のダイナミックギターはトップエゾマツ単板、サイドバック楓単板と安いのにオール単版で、名前のようにダイナミックな音が出るので人気ですが、

トップの割れが多く、ネックも元起きで弦高が高いものが多く、後期になるとオール合板でネックのセット角も修正されブリッジも薄いものに変更になりました。

66年に本格的なフォークギターのFG180が発売されダイナミックギターは姿を消していくのですがその技術とダイナミックな音はFGに引き継がれているように思います。このS-70は、ラベルにDynamic Guitarの表記が無いので最終モデルです。

FG-130を持っていますが小さなボディとは裏腹に豪快な音がします。S-70はバックサイドに楓(メープル)を使っているので立ち上がりの速い明るい音で歌の伴奏にいいです。