第12回マリンピア24HOURチャリティーマラソン大会応援ライブ(徳島県教育印刷株式会社前)

第12回マリンピア24HOURチャリティーマラソン大会応援ライブ(徳島県教育印刷株式会社前)

2010/08/28~29

12回マリンピア24HOURチャリティーマラソン大会の応援で24時間歌い続けようというとんでもないライブ。

 3日前にAranさんから話がありお手伝いすることになりました。Aranさんが7年ぐらい前から毎年行っていたようです。ToshiさんがPA機材を準備して私は演奏の方で応援してきました。ミュージシャンが一人でも沢山来てくれるようにみんなに声をかけていたようです。しかし、24時間歌い続けるのは無理だろう。

 28日の12:00時にスタート、Aranさん、Toshiさんとつづいてフォークソングの歌本を始めから順番に歌い続けて1時間ぐらいで交代。AranさんとToshiさんが19時から豆の木でライブがあるので16:00時から17:00時まで家にご飯を食べに帰り17:00時過ぎから留守番です。ぎりぎりの18:00時ぐらいまでAranさんとToshiさんががんばってくれて、オカリナ武市さんが18:00時から19:00時までオカリナの癒される演奏を聞かせてくれました。しかし、続けて1時間の演奏はかなりきついようでした。

 18:00時からランナーの数も増えてきて21:00時頃までがピークのようでした。AranさんとToshiさんが抜けて、オカリナ武市さんも帰り、一人で淡々と2時間演奏しました。ランナーの人達もほとんど聞いていないだろうと思っていたのですが、知っている曲を演奏しているといっしょに歌ってくれたり、演奏が終わると暖かい拍手をくれたりこちらが応援されているようでした。関係者の方の温かい心遣いもあり一番熱の入った演奏が出来ました。

 そうしている間にAranさんとToshiさんが帰ってきて一安心。その後、Aranさんといっしょに演奏したり、3人で交代で続けました。Aranさんとも初めていっしょにセッションしましたが楽しい演奏が出来ました。また機会があればやりたいですね。ここで、蛭子山ホームズ参上、3時間の練習の後でメンバーみんなで応援に駆けつけてくれました。0:00時を回るとさすがにランナーの数も減ってきましたが蛭子山ホームズの熱の入った演奏はスタッフのみなさんにも好評でした。

 豆の木でこのイベントのことを聞いて駆けつけてくれたキーボード弾き語りの丸山さん、北島でライブの後、駆けつけてくれたギブサンズのメンバー、この時は心強く感じました。夜中の2時を過ぎると眠気と一日椅子に座っているので腰が痛くなり車で横になって仮眠。帰ってくるとナットの二人も来てくれていました。この真夜中の時間帯が一番心配だったのですが何とかつなぐことが出来ました。ナットが演奏している時に夜が明けてきて空が明るくなってきました。そして、どこで飼っているのかニワトリの鳴く声が聞こえてきました(やはりニワトリは夜が明けると鳴くんですね)。
ナットさんも帰ってAranさんとToshiさん私が残り、残り時間は7時間を切りました。夜明けと共にランナーも集まってきています。Aranさんは仮眠をしているのか姿が見えません。Toshiさんと交代で時間をつないでいましたが、指先も声もきついです。もう応援はこないだろうと思っていた時に、朝日の中にギターケースを下げた大きな身体のJun君の姿を見た時は後光が差しているように見えました。Jun君の演奏が始まった頃にスタッフの方からAranさんの体調が悪いと連絡があり11:00時頃Aranさんを自宅まで送っていきました。
その後は、Jun君が最後まで演奏を続けてくれて、24時間ライブは休むことなく歌い続けることが出来ました。最後の片付けにも応援に駆けつけてくれたりと、一人では出来ないことでもみんなが集まればこんなすごいことも出来るんだ! 今、この事実に驚いているのは私だけでは無いはず。

 普段時間を限られての演奏ばかりですが、この時ばかりは時間無制限。真夜中でも演奏OK!こんなライブどこにもないでしょう。1年に一回ぐらいこんな馬鹿騒ぎも良いもんです。スタッフの方からランナーも喜んでいたと聞かされてAranさんも喜んでいました。