2023/01/05
年末年始はYouTubeで「ブラックジャック」ばかり観ていました。
去年は、「頭文字D」を観ていたかな?
小さい頃は、「鉄腕アトム」、「ジャングル大帝」を観て大きくなりました。
手塚治虫の漫画は良いですね。スケールが大きくて、夢があり、愛があり、涙あり。
二日は初詣の帰りに、末広のイオンに買い物によりました。
私は時間つぶしに近くにあるハードオフ末広店に歩いていきました。
奥にあるジャンクコーナーでギターを物色。
その中でYAMAHA FG-251とElite TW-20を二本で7,460円でゲットだぜ。
アコギを二本両手に持って立体駐車場まで帰ってきました。
YAMAHA FG-251は3,980円でジャンクの訳は、ナットが金属製で剥がれています。
ネックサイドのバイディングが剥がれて一部欠けています。
以前入手のFG-152でオレンジラベルが結構気に入ったので入手。
ナット&サドルはどうせ交換予定です。
結構弾き込まれていて、傷や打痕は多数でフレットは溝ができていて指板も削れています。
でもネックとボディの状態は良いようです。
Elite TW-20は3,480円でジャンクの訳は、サドルが低すぎて6弦全部でビビりが出ています。
ネックの状態は完璧ですが、セット角が付き過ぎているためサドル高が6mmぐらい必要です。
ボディバイディングがひび割れて一部欠損しています。
6弦のペグが空回りします。
かなり弾き込まれていて傷や打痕は多数で、フレットは交換が必要で、フィンガーボードもかなり削れて陥没しています。
Eliteはタカミネが60年代から70年代前半までエリートと言うブランドでアコースティックギターを作っていました。
79年から独自の技術でエレアコのギターを発売しヒットします。
以前からタカミネのアコースティックギターは興味があったので入手。
YAMAHA FG-251 オレンジラベル 1977年製です。
写真では綺麗に見えますが、だいぶ磨きこみました。
エゾ松トップ3枚合板ですが、真ん中が薄く表と裏が厚みがあります。べっ甲柄ピックガード。
サイド&バックはインディアン・ローズウッド(パリサンドル)の奇麗な柾目です。
ナットはTUSQに交換。
剥がれていたネックサイドのホワイトバインディングはボンドで接着し欠けた部分はプラスチック片を接着しました。
ペグは1カ所ネジ穴がダメでずらして止めていたので穴埋めして修正。
オレンジラベルです。
音はインディアン・ローズウッドでドレッドノートモデルのためか迫力のある重低音が魅力です。
今のところこの状態で様子を見て、フレットとサドル交換をしようと思います。
Elite TW-20 高峰楽器製作所 1975年製
これも写真では綺麗ですが磨きこみました。サウンドホール内の埃がすごかったです。
スプルーストップの3枚合板ですが、一見すると断面に木目が入っていて単板に見えます。
真ん中に厚みのあるスプルース材を使っていますが、薄い表面の木目と合いません。
芯材に同じスプルースを使うのはヤマハの初期の赤ラベルと同じで音質や鳴りに大きな効果が得られます。
ピックガードの先端が欠けています。
バック&サイドはハカランダに似た濃い色の木目が綺麗です。
ヘッドロゴやポジションマークも本貝のインレインぽい。
ナット巾が42mmと細いネックです。
私は指が太いので標準の44.5mmでも弾きにくいのですが、このネックは違和感なく弾けます。
厚みがありグリップ感は良くバレーコードも弾きやすいです。
空回りしていた6弦のペグは内部でギヤのネジが外れていたのでグリスアップして修正。
サドルは手持ちの一番高さがあるものに交換したが、まだビビるのでシムをかませてあります。
肝心の音は一目惚れです。今までに持っていない響きです。
ハカランダのような華やかな鳴りです。高音に特徴があります(安っぽさが無い)。
このギターは当たりですね。フレット、サドル、ナット交換して、フィンガーボードの穴も埋めて時間をかけてリペアします。
ギターも一期一会で大切な出会いがあります。
おかげで30本まで増えました。ほとんど手間暇かけてリペアしているので手放すことができず、ごらんのとおりの部屋の様子です。
洋服ダンスのスーツの間にもギターが挟まっています。定期的に5~6本ずつ入れ替えては大事に弾いています。