土成メロディ・ライブVol.42(道の駅どなり)

土成メロディ・ライブVol.42(道の駅どなり)

2023/03/21

雲行きが悪いので土曜日に機材を積み込んで9時前に出発です。

 

今回はPA機材について少し紹介します。

元木くんから長期保管のベリンガーのEUROPOWER PMP-3000 パワードミキサーが、音が出ないので見てほしいと連絡がありチェックするとパワーアンプが壊れています。

アンプモードスイッチがブリッジモードになっています。ブリッジモードでは絶対にアウトプットAにスピーカーを使用してはいけません壊れます。

ミキサー部分は壊れていないようです。クラッシックプロのスピーカー CSP10 もスピコンコネクターの接触不良が見られたが音は出ています。

近々、花見+BBQ+野外ライブで使うとのこと。結局、パワーアンプ他必要な機材の貸し出しとオペーレーションもすることになりました。

屋根裏に保管してあったアナログ機材を下して以下のシステムを組ました。

 

ベリンガーのパワードミキサーは私も一番最初に中古でPMH1000を購入。この手の安いミキサーのヘッドアンプは貧弱な上にヘッドルームが狭くすぐクリップしてしまいます。

パワーアンプが壊れて修理しようとしましたが、トランジスタの型番が書かれていないので修理もできないので予備のミキサーとして今も持っています。

BEHRINGER EUROPOWER PMP-3000

ただ、このままでは使い物になりません。マイクプリアンプが必要です。

そこでYAMAHA MLA8の出番です(ミキサーの下)。

200万ぐらいのデジタルミキサーのヘッドアンプ部分を8チャンネル備えた強力なマイクプリアンプです。

このマイクプリで SHURE SM58を使うと SM 58が豹変します。

音がクリアーでパワーがありエフェクターのノリもよくSM58が業界標準と言われることが良く分かります。

ミキサーのメインアウトをグラフィックイコライザー(YAMAHA Q2031A)に送り、コンプレッサー(BEHRINGER MDX2600)からパワーアンプ(CLASSIC PRO CP1200)

メインスピーカー(CLASSIC PRO CSP-10)という組み合わせ。

野外なのでモニターが必要なので元木くんのアコースティックギターアンプを利用します。

モニターアウトをグラフィックイコライザー(YAMAHA GQ1031B)から、コンプレッサー(ALESIS 3630)からギターアンプ。

2チャンネルコンプレッサー(BEHRINGER AUTOCOM MDX1000)をインサート端子で使います。ALESIS 3630も1チャンネル空いているので合計3チャンネルでコンプレッサーが使えます。

パワーアンプのCP1200はステレオ出力(8ohms)450W+450Wです。メインスピーカー(CSP-10)が許容入力500W なので野外でも余裕で鳴らせます。

元木くんの機材も私のアナログ機材も長期保管で動作が心配なので土成メロディ・ライブで一日運用してみました。

PAの基本がわかっていないと機材を壊すか、良い音は出せないし、まともなオペレーションは出来ないでしょう。

 

1.金長狸+もときくん

今日のお供は1977年製のTAKEHARU GUITAR WT-200です。作曲家でありギタリストの山本丈晴が1970年代にプロデュースした木曾鈴木バイオリン社製のギター。

1973年から1979年の7年ぐらいしか製作していません。オール合板ですが木曾鈴木ギターのカスタムモデルのようで、ブリッジが厚く低音が良く出ています。

山本丈晴について

山梨県出身、出生名は古屋 武治。作曲家の古賀政男に師事し、ギター演奏により古賀メロディの普及に貢献。作曲作品は、美空ひばりに代表される流行歌・歌謡曲・演歌から映画・テレビ・舞台音楽、社歌・校歌と数多く幅広い。第48回日本レコード大賞功労章受章。

その後、古賀の正式な養子となった際、本名の「武治」を「丈晴」にして古賀 丈晴に改名。

1962年第1回ミス日本に選ばれた当時「天下の美女」と謳われた女優の山本富士子と結婚します。山本家の後継者がいなかったことから婿養子となり山本姓を名乗る。

2.みかろん+もときくん。みかろんさんは初めての参加です。

3.トッシーさん

4.モリモリ

5.タカハシさん

6.ソガベさん

7.ロクさん

8.あくあまりんさん

9.モリモリ

10.いとうさん

11.Helさん

12.マツウラさん

13.浜康さん

14.ロクさん

最後はロクさんに閉めてもらいました。

デジタルミキサーが主流になってグラフィックイコライザーやエフェクター、コンプレッサーなどアウトボードは不要になりました。

アナログの古いPA機材ですがコンデンサー交換や電源回路のメンテナンス、劣化したプラスチックコネクターの交換、LEDの交換など大事に手を入れてやれば良い音出してくれます。

ギターもそうですが古い物でも持てるポテンシャルをフルに発揮できるようにしてやると最高の音を出してくれます。