土成メロディライブVol.17(道の駅どなり)

土成メロディライブVol.17(道の駅どなり)

2019/02/17(日)

昨日と違い日差しがさして風もなく暖かい日になりそうなので屋外で開催してもいいかなと思い標準セットで準備しました。

ところが土成に近づいてくると雲が多くなり、ダムに近づくと小雨が降ってきました。天候だけはわかりませんね。

雨も止む気配がないので屋内で開催させてもらいました。食事も済ませ12時半頃から歌い始めました。

今日のお供は、穴吹の民家の蔵から出てきた Sonachie No.102 という斬新なギターです。

Sonatine(ソナチネ)じゃないんですよ、ソナチエと読むのでしょうか?

製造社名はSONACHIE MUSICAL INSTRUMENT Co.となっています。

60年代初めか中頃のギターだと思います。ネットで検索しても何もわかりませんでした。

サイズは小田さんの持っていたレキントギターとボディサイズは同じなのですがスケールがローボジションの1フレット分長くなっています。

ナット幅は47mm、弦長610mm

ナイロン弦を張っていますがペグポストがスチールなので鉄弦も張れるようになっています。

ポジションマークが指板全部だったり、小さなピックガードだったりカラーリングなどデザインが斬新です。

トップは厚めの単板です。サイドバックは判断がつきませんが楓の単板の可能性もあります。

まだ合板技術が未熟な時代なので単板を使用したのかもわかりません。

ブレーシングなど幅の狭い高さのある強度と響きを考えたもので仕上げも丁寧に仕上げています。

また、スリットレスライニングがトップとバックに使われています。ライニングに使う木を熱で曲る工法で、

バイオリンの製作などに使われています、振動がトップやバックに伝わりやすくなっています。

工作機械がなかった頃、手で一つづつ等間隔でスリットを入れていくより、熱で曲げるほうが早かったのでしょう。

ペグの歯車も精巧なものでチューニング精度は高く操作性も良いです。

そのためか、優しく良い音です。小さいボディなのによく響きます。サドルが円柱を使っていたりヤマハのダイナミックギターと作りがよく似ています。

弾きやすさもあり気に入っています。

昭和の匂いがプンプンするこんなギターで演奏するのはブルースが合いますね。

憂歌団が好きで以前コピーしようと思ったのですが、木村さんの天使のダミ声は真似できませんでした。

自分なりに歌えばいいかなと思って、再度挑戦しています。

憂歌団の曲を歌っていると岡さんが到着したので交代しました。

その後、深雪さんが音楽での表彰が今日あるとのことで演奏後引き上げていきました。

若いのに井上陽水のファンです。

その後は、久しぶりに小田さんの演奏でした。楽器が少しずつ大きくなっているような。

続いて、みきゅうさんの演奏です。河島英五の曲を気に入って演奏していました。

次に山上さんに演奏してもらおうと思ったら、23日にライブで演奏する曲を練習しようということになりました。

賑やかにやろうということで岡さんのリードギター、みきゅうさんのハープ、山上さんのベースが加わり楽しい演奏になりました。

後は、本番前のリハーサルでうまいこと合うかしら? ザ・ブルー・ハーツの曲でいきます。

この後、岡さんが最後を締めて4時過ぎに終わりました。片付けが終わったら4時半頃で、雨は上がっていました。