偶然の出会い(ステーションパーク)

2005/08/14
 お盆休みは、13日と14日の二日で昨日は暑い中仕事が続いていたのでのびていました。4台のオートバイの清掃とワックスがけでのんびりしました。ツーリングにも行きたかったのですが体力温存で午後1時半から5時までライブをしていました(ライブも結構体力使います)。

 ストリートライブも仕事が忙しかったので1ヶ月ぶりですね、今日の公園はお盆休みのせいか割りと静かでした。のんびり歌っていると子供の数が少しずつ増えてきて男の子を連れたお父さんがじっと聞いてくれていたのですが、子供から「どらえもんのうた」がリクエスト、その後「アンパンマンのマーチ」、「さんぽ」、などアニメソング・メドレーとなりました。いつものことながら子供は「次は何の曲」と言って終わりがありません、結構長いこと聞いてくれました。

 次にトイ・プードルをつれた年配の男の人がベンチに座りずっと聞いています。途中で私に年を聞いてきました、話を聞くとその人は私よりひとつ年上でバンドをしていたそうです。なんでも先日、地元のテレビ局で紹介のあったおやじバンドのメンバーだったようです。そのバンドというのが私の先輩の所属するバンドでテレビの放送は見逃したのですが、私の妻が見ていて先輩が出ていたといっていました。それを聞いて先輩も音楽活動やっているんだなとうれしく思っていました。その先輩は高校の先輩で就職先も一緒で二人でフォークデュオをやっていました。私が体を壊し退職してその後、二人でやることはなかったのですが懐かしくなりました。
 先輩とその方は音楽仲間で、3~4年前にその方が手を怪我してベースが弾けなくなり代わりに先輩が入ったようです。私のことも先輩からいろいろ話は聞かせれていたようです。その方も音楽活動はやりたいのですが手を怪我して楽器ができないのであきらめていたようですが、ボーカルが得意というのでそのころの歌を歌うことになり、アリスの「遠くで汽笛を聞きながら」を歌いましたが声もよく出ていてとてもうまかった。電話番号を交換して機会があれば又やりましょうといって帰っていきました。

 二人で話をしたり歌ったりしていると、二十歳前後のかわいい女の娘が歌を聞きながら前を通っていきます。2~3回前を通り過ぎた後、年配の方と二人でこちらに近づいてきます。年配の方が懐かしい歌が聞こえてきたので仕事の手を休め聞きに来たと話してくれました(親子で近くで仕事をしていたようです)。その方も昔はギターを弾いてよく歌っていたようです。娘さんも小さいころからお父さんのギターと歌を聞いて育ったのでしょう、好きな吉田拓郎の「夏休み」と「落陽」、をリクエストされました。「夏休み」と何曲か聞いて又仕事に戻っていきましたが、その方も指を怪我して人差し指が曲がらなくなりギターは弾いていないと言っていました。ちょうど私の知り合いに指の筋を痛め指が曲がらなくなった人がいまして、リハビリを兼ねてギターを弾いていたら何とか一通りのコードが押さえるようになった人のことを話すとやる気になってギターの弦を変えなくてはと言っていました。

 私もこうしてギターを弾いて歌えるのは幸せなのかもしれません。