さあ、練習だ(ステーションパーク)

2011/08/15

 7月のミュージックパークの後、NPO法人全国精神障害者地域生活支援協議会の全国大会が徳島のPARK WESTON であり、そのPAを担当することになりました。700人ぐらいが集まる大きな大会で、会場も BALL ROOM(14mx25m)と広いので手持ちの機材で大丈夫なのか心配でしたが、機材の点検、打合せ、会場の下見などを重ね何とか無事終了することができました。音量的には何とか対応できましたがサブウーハーが一つしかないのでバンド演奏で低域が不足でした。また、私一人では人手も不足でした。
特別公演で「瞽女(ごぜ)うた 民謡・三味線弾き語り」の音響をしたのですが演奏が終わった後で奏者の方から「良い音をありがとう」とお礼を言われました。奏者の月岡さんの演奏が素晴らしいんです。声も三味線も綺麗い音で聞き惚れていました、ただその音を大きくしただけなんです。いろいろと大変でしたが、それ以上に良い経験をさせていただきました。

 その後、機材のメンテナンスなどをしていたので、ギターの練習が全然できていません。そんな中、アミコの田倉さんを通じて「NPO法人音の和企画すだち塾」の理事長さんからライブ出演の話がありました。40分の2ステージと本格的なライブでプロのジャズミュージシャンも演奏しているようで、アマチュアの我々には場違いな感じがします。ただ、以前から時間を気にしないでじっくり演奏できるライブを考えていたし、本場ライブで勉強をさせてもらおうと「やじろべえ」で一度出演させていただくことになりました。

 1月以降吉田さんとも全然練習をしていなくて、以前のレパートリーだけでは時間が持ちません。曲目を増やさなくてはと言うことでチャゲアスの曲に挑戦することにしました。

 ギターの弦をミディアムに交換して12時半に公園に出かけました。暑いと思っていましたが、以外と風があり日陰は涼しいですね。早速、「ひとり咲」と「万里の河」の練習ですが、4/4に2/4が入ったり転調したり難しいです。声も全然出ません。
一度セットリストに沿って時間を計ろうと1曲目を演奏中に自転車に乗った男の人が近くまで来て声をかけてきました。私より一つ年下の方でフォーク世代で懐かしくてついつい声をかけてきたようです。話をしているとずっと以前にここで演奏していた時に「あの素晴らしい愛をもう一度」をリクエストしてくれた人でした。ひどい演奏だったことを思い出しました。「あの素晴らしい愛をもう一度」をもう一度聞かせて欲しい、聞いたら帰るからと言うのでリクエストに応えて演奏させてもらいましたが、以前より声が出ていたと喜んでもらえました。この曲も有名な曲なのでレパートリーに入れなくては。

 しかし、40分の演奏となると結構きついですね。時間を計ると演奏だけで7曲で30分ぐらい、気の利いたMCもできないし、2ステージとも同じセットリストということもできないし、曲も増やさないとだめだし、まだミスが出るし、9月17日(土)が本番なのでそれまで練習に専念します。

 横のベンチではいつもの将棋愛好家が将棋をしていましたが、さすがにこの暑さで、子ども連れは少ないですね。まだ練習したかったのですが久しぶりのギターの練習でミディアムゲージは指にきついので4時に終わりました。