やっぱりストリートは楽しい(ステーションパーク)

2012年3月20日

 午前中は仕事で、午後1時過ぎから公園で練習です。

3月も仕事が忙しくてこのところ休みなしで働いています。久しぶりに休日の午後があいたのでステーションパークに練習に行ってきました。

4月8日のミュージックパークで演奏することになったので、新しい曲の練習です。12弦ギターをフィーチャーした曲で「あのすばらしい愛をもう一度」と、「万里の河」を練習しています。吉田さんも相変わらず忙しく一緒にあわせることができないので本番で変更するかもわかりませんが・・・。二人でなかなか練習できないんで新しいレパートリーも増えませんね。

 「万里の河」を練習しているとじっと見ているおばちゃんが・・・。 かまわず歌っていると近くまで来てジュースでも買ってくださいと、500円をくれました。気に入ってもらえたのかと思ったら、耳が聞こえないけど、ほんとに歌を聞いてみたいと言って去っていきました。何か琴線に触れるものがあったのかな? 練習中でへたくそだけどうまく見えたかな?

 「チャンピオン」を歌っていると、小学4~5年生ぐらいの3人がやってきました。近くで聞いていたのですが、途中から一緒に歌っています。そして、途中のセリフ(you're king of kings)のタイミングもばっちりあわせます。歌いながらこの小学生は何だと苦笑い。曲が終わりこの曲知っているのと聞くと、お父さんがよく歌っているので歌詞も全部覚えているとか、なるほどね~。

「おっちゃん、よくここで歌っているのを見かけるよ」といわれて、そういえば見かけたことがある小学生だな。おとうさんがバンドをしていてドラムをたたいていたとか、家にエレキギターがあるのでよく弾いているとか、いろいろ話しをしてくれました。

 次は、「翼をください」を歌っていると、年配の男性が近づいてきてこの曲Cからですね。今、練習している曲ですとうれしそうに話してきました。ギターを初めて3ヶ月だそうで、自己流で練習をしているようで、他に「とんぼ」を練習中だとか。息子さんとお孫さんと一緒に公園に来ているようで、息子さんにもうれしそうに話していました。ギターが好きなようなのでミュージックパークのチラシを渡しました。

 今度は、「22才の別れ」を歌っていると散歩途中のご近所の夫婦がやってきました。私より2~3歳ぐらい年配かな、この頃の歌はよく知っているようで一緒に歌いました。何曲か一緒に歌い、散歩の続きに出かけました。

 前のベンチで遊んでいた1才ぐらいの赤ちゃんがなんだか私を気に入ってくれたようで、お母さんに連れられて近くまで来て聞いてくれていました。歌い終わるとニコッと笑顔で答えてくれました。それじゃと、「おさんぽ」を歌ってあげましたが、1才の子にはまだわからなかったようですが、周りで遊んでいた子供たちがこの曲知ってるよと集まってきました。

ありがとうとお礼を言って1才ぐらいの赤ちゃんを抱いて去っていきました。後ろ姿のお母さんの背中越しに赤ちゃんが私の方をじっと見ていたので手を振ると小さな手を振って答えてくれました。お母さんにもミュージックパークのチラシを渡しました。

 しばらくしてご近所のご夫婦が散歩の帰りにまた声をかけてくれました。奥さんが音楽が好きなようなので、ミュージックパークで演奏するのでまた来てくださいと話し、そういえばご近所の県会議員さんも夫婦で出演するんですよと話し、私たちはトップバッターで12時半からの演奏なんですと言うと、仕事で1時頃でないといけないと言うことで、それじゃここで聞かせてと言うことになり、予定の曲目を何曲か演奏して一緒に歌いました。

 前のベンチで聞いていた孫を連れたおばあちゃんも帰り際に、ありがとうとお礼を言ってアリスが好きなんですと言って帰って行きました。

公園も春の気配で、人も多いしこれからは良い季節なのですが花粉が多いですね。4時を回ると幾分寒くなってきたので早めに終いました。

帰り際、野球をしていた「チャンピオン」を一緒に歌った小学生が、おっちゃんさようならと言ってくれました。ステージのライブも緊張感があって良いのですが、やっぱりストリートが観客との距離が近くて反応がダイレクトで好きですね。